実験版『人を動かす』
デール・カーネギーさんの名著『人を動かす』を読みました.
名前は知っていたのですが,最近ハマっている漫画『ACMA:GAME』で
主人公が読んでいる本の中にこれを見つけて速攻買いました.
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
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まとめ
私たちが相手にするのは
- 興味,関心を持ってほしい
- 重要な人物として扱われたい
- 同情してほしい
と願う感情の動物です.そして,嘘やお世辞に気づく敏感な生き物です.
この本は,そんな相手と付き合うには,想像力を働かせ
相手のことを自分事として考える必要があると教えてくれます.
実験
アウトプットを出し身につけるために2つのことを試してみました.
1. 相手は何を求めているのか考えながら話す
これは難しかったです.正直,考えると沈黙ができ会話が弾まなくなるんです.私の頭の回転と社交性の問題もありますが.
そして沈黙に耐えられず,つい自分の話をしてしまいました.つまり失敗です.
失敗を踏まえ,次は段階を設け以下の通りやってみようと思います.
- 練習だと意識する
- 相手に興味を持って質問する.(長所に気づけると興味を持ちやすい)
- 質問攻めにしないよう注意する
- 相手の顕在・潜在ニーズを探る(話を聴いてほしい.相談に乗ってほしい.愚痴りたい.意見がほしい.情報がほしい.etc)
- それに対し自分ができることを考え発言する
2. 相手はみんなVIPだと思い,30分以内の対応を心掛ける
「何かちょっとでも相手のためにしたら感謝してほしい」
「自分の発言に反応してほしい」
「自分の努力や結果に気づいてほしい」
大げさですが,多くの人が多かれ少なかれこういう感情を持っているのではないかと思います.少なくとも私は持っています(笑).
これらの思いに反応するのに精一杯になるのは良くないですが,周囲を気にする余裕を持てる人はカッコいいと思います.だから,意図的に周りを見るようにしました.
具体的には,自分に関わるアクションには30分以内に反応しました.
簡単そうで,一杯一杯になっていたり,重要度が低いと判断するとおざなりになっていました.
ただ,1分1秒を争うことってそんなにないはずで
やってみるとコミュニケーションも円滑に進んでいる気がするので続けたいと思います.
振り返り
試してみたものの完璧には程遠いです.
しかし,読んですぐは使いこなせないと思い引き続き実行したいと思います.
効果が出てきたらまたブログに書きます.